日本の住宅に対する考え方が古いことを示す
記事を紹介してもらいました。
これらの記事は
外国に比べて日本は住宅を投資対象として見ておらず、
消費する対象として見ていることを示唆しています。
また、仮に投資対象として見たくとも
日本の住宅の平均寿命は約26年程度で、
とてもではないですが欧米のように永続的に
改良して使っていくことはできません。
記事によると
日本が中古住宅に寛容でないことは
歴史的背景が原因となっているようですが、
少子高齢化や消費に対する考え方が変わりつつある現代においては
住宅を購入する側も家に対して興味を持ち、
建築や住宅売買の専門家に
積極的に質問を投げかけていくことが必要だと思われます。
一方で下記のようなブームも広まりつつあります。
たしかに欧米の生活や考え方に寛容な若者は
住宅をDIYすることに抵抗は少なく、
若者からは
「夢のマイホーム!」「新築一戸建て」という声も
あまり出てきません。
若者のこういった考えが、
日本の中古住宅を巡る事情を
善き方向へ変えていくことができればと思います。
ただし、リノベーション目的で
安易に中古住宅を購入することはお勧めできません。
前述の通り日本の住宅の平均寿命は欧米に比べて短いのです。
家を手放す場合も、手に入れる場合も
住宅の現状をきちんと把握できる「ホームインスペクション」が必要です。