社会福祉法人福岡市社会福祉協議会と共同事業を行っている、「社会貢献型空家バンクの設立」事業が赤い羽根福祉基金の3年目継続助成の事業として採択されました。
空家を地域・広域の福祉拠点として活用していくシステムを構築し、今年度中にその活用をスムーズに行うためのウェブを立ち上げる予定です。
この取り組みでは、空家とそこに住む人が抱えている問題を解決し、空家を地域拠点や福祉活動の場に提供することを目指すことで、空家問題と地域福祉拠点の不足という2つの社会課題を解き明かすことを目指しています。
当団体と福岡市社会福祉協議会が共同事業で進めている「空家の社会貢献型活用」事業が産み出す、「空家発生の未然防止」と「空家の活用用途の拡張と多様化」について、このスキーム作りとウェブ制作を通じて展開し、多くの地域福祉拠点の設立に寄与できればと考えています。
一見すると別個に見える「空家」と「福祉」、ここにある繋がり解き明かし、地域の暮らしをより豊かにする。一般社団法人古家空家調査連絡会は、そんなことを目指しています。